南洋白蝶パールを仕入れました。
・・・というのはいつものお話。
今回仕入れたのはバロックパールです。
バロックパールというのはまん丸ではなく歪んだ形をしたパールのこと。
凸凹とした不規則な形が特徴です。同じ形のものは二つと無いとも言われています。
形も面白いし照りもいいのですが、少し色むらがあったりする難ありパールちゃんです。
(その分お安くなっております)
そこを隠しつつ、バロックパールならでは!な個性的なパールアクセサリーに仕立てようと思いまして。
まずはリングを2点作りました。
きゅっとすぼまった形が可愛かった真っ白のバロックパールは、
ふんわりとしたガクに包まれたお花の蕾になりました。
茎がくるっと指に巻きつくデザインです。
もう一つはおにぎりみたいな形のバロックパール。
三角形が可愛いです。
ボリュームがあるパールでしたので、2本のアームの上に乗せました。
横から見ると・・・
ちょっとつぶれた形。裏側は・・・
金色のハートがぽわんと浮かび上がっております。
リングの形もなんとなくハート。
バロックパールの一点ものシリーズ、ただいまペンダントを製作中です。
気になった方はこちらからどうぞ!
★FinoLino(BASE) https://finolino.thebase.in/
★iichi https://www.iichi.com/shop/finolino
★minne https://minne.com/@finolino
暑い〜・・・!
絶望的な暑さの中、東京ステーションギャラリーまで行って参りました。
ここは東京駅の改札出てすぐなので、あまり暑い思いをせずにすみます。
ただいま開催中の『メスキータ展』
恥ずかしながら今回の企画展まで知りませんでした。
エッシャーの先生だったそう・・・。ほぉ〜。
版画好きの私としてはこれは観ておかなくては!
水彩、油彩、習作のスケッチなども展示されていましたが、それらよりエッチングがいい。そして木版画がダントツでいい・・・!
習作スケッチの段階では素通りしてしまいそうなもの(失礼)なんですが、木版画になると途端に洗練された作品になっておりました。
これ《ヤープ・イェスルン・デ・メスキータの肖像》
息子さんだそう。
《歌う女》
簡潔でそぎ落とされたデザイン。彫刻刀の彫り分けで表される陰影。白と黒のコントラスト。そして平面的な構図と表現。
《パイナップル》
植物や動物の版画も素敵でした。
鹿やウォーターバック、モモイロインコ・・・どれも可愛い、かっこいい!
「ウェンディンゲン」という雑誌の表紙も手がけていて、展示もされていましたが、デザインセンスがすごい。グラフィック・アーティストですね。
不思議なドローイング作品も多数ございました。
これはこれでとても面白い。多才だったのですねぇ〜。
見応えのある内容でした。デザインに携わる方、必見の企画展かと。
メスキータの後はちょっと歩いてKITTEに立ち寄りました。
ん?4階のフロア、このお部屋は?
旧東京中央郵便局長室ですって〜。
赤煉瓦の東京駅舎のドームがよく見えます。
いいお部屋ですねー。
局長さんの机。
レトロな黒電話がいいですね。
ほっとする空間です。座ってお手紙を書けるコーナーもありました。
また今度ゆっくり来てみよう。
この日は版画に合わせて白と黒のモノトーンコーデ。
真っ白のシャコ貝のネックレスはアクセントにオニキスが入っております。
そこで、指にはまん丸のオニキスのオープンリングを合わせてみました。