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2021/03/27

小村雪岱スタイル展

首都圏の緊急事態宣言が開けましたので。
さっそく行きたかった美術展に行ってまいりました。


小村雪岱スタイル展@三井記念美術館でございます。

東京駅での用事を済ませ、桜が満開の道を歩いて行きましょう。

日本銀行と桜。



日本橋三越も桜でかすむ・・・。

桜を満喫しながら歩いて10分弱、三井記念美術館に到着。


三井記念美術館は大好きな美術館のひとつです。
普段からあまり混み合わないのも嬉しい♪
でも、このご時世です。入館には事前の予約が必要です。

さて、冒頭の写真に戻りますが・・・。


小村雪岱。
私は昨年知りました。
大正から昭和初期にかけて活躍した画家です。
画家・・・?イラストレーター?グラフィックデザイナー?本の装丁家?
今で言うアートディレクターのような仕事もされています。
資生堂のあの独特なフォントを作ったのも小村
雪岱さんだそうな。
とにかく素晴らしいセンスの持ち主だったようです。

私が特に見たかったのは、パンフレットにも載っている「青柳」。
これはシリーズもので「青柳」(春)、「落葉」(秋)、「冬の朝」(冬)の3枚があります。
誰もいない室内や外観を描きながらも、人の気配を感じさせる。
“留守模様”と言うそうです。粋な言い方ですね。

アイソメ図法のような俯瞰した構図も特徴的です。
いやいや、アイソメなんて言い方ではなく、
日本の絵巻物などによく見られる構図で“吹抜け屋台”と言うんですって!
これまた粋ですなぁ・・・。

雪岱の作品の中では数少ない肉筆画もございました。
「こぼれ松葉」などは秀逸でした!
絵の前で「く〜〜〜〜〜〜〜っ!」と心中は悶えておりました。

パンフレット裏面のこの版画。
物語「おせん」の挿絵です。


なんなの?このセンス。
雨の細い縦線、丸い傘の重なりと放射状の線、
白と黒のみの世界でこんなにも豊かな表現ができるなんて!
心中悶えた作品のひとつでございました。

左下の絵葉書、これは泉鏡花の「日本橋」の装丁です。
可愛い!ちょうちょがたくさん舞っています。
春らしいので絵葉書を買ってしまいました。

今回、装丁本を見るのも楽しみにしていました。
たくさんのかっこいい&美しい装丁本があったのですが、
泉鏡花「斧琴菊」の装丁がすごかった!
なんでこんなデザインを思いつくのだろう?
黄色地に海辺の貝殻などが描かれたの絵の上に、
水色の地に薄いピンク色で描かれた牡丹(かな?)や蝶が舞うの絵、
さらに青地に白い鶴が描かれた絵を重ねています。
それを一部朱色の縁取りで囲っている・・・。
あー、説明がまどろっこしい!しかも伝わらないですね(汗)
気になった方は実物を見に行ってね(乱暴な締め)。

舞台装置原画も凄かったんだけど、長文になったのでここらへんでやめておきます。
小村
雪岱、すっかりファンになりました。

ついでの写真。
翌日の銀座の桜。


銀座も満開でした♪

雪岱が生きていたら。
現代の東京の景色をどう描くんでしょうね。
ビル群とかカッコよく描いちゃうのかな。






2020/12/22

1894 Visions ルドン、ロートレック展

また美術館行ったの?と言われそうですが・・・。
はい、行って来ました。

三菱一号美術館で開催中の『1894 Visions ルドン、ロートレック展』です。


お目当てはルドンの「グラン・ブーケ」
ここ、三菱一号美術館で何年か前にも展示されたんですけど
その時に見逃してしまって。
今回ようやく見ることができました。

想像以上に大きく、想像以上に明るく輝いている作品でした。
発光してる?ぐらいに。
しっかりと心を掴まれてしまって、けっこう長いこと絵の前で佇んでしまいました。

無造作に花瓶に投げ込まれたようなたくさんの花たち。
最初は圧倒されていましたが、落ち着いて細部をよく見てみると
散っているのか宙に浮いているのかわからないような花びらや
ちょっと不思議な植物の姿が見えてきました。
モノクローム時代から続くルドンぽさなのか?

そしてだんだんと青い花瓶が目に付くようになり・・・
あれ?花瓶が主役ですか?とも思ったり。
とても綺麗なブルーの大きな花瓶。
このブルー、好きです。

「グラン・ブーケ」は三菱一号美術館所蔵なので、また展示してくれるかなぁ。
その時も必ず見にこよう。

ルドンの黒の作品も面白かったです。
静謐で不思議な作品。
ロートレックも良かったのだけど、もっとルドンが見たかった・・・。

三菱一号美術館は大好きな美術館の一つなのですが、
今年は開館10周年なんですって。
おめでとうございます!
これからも楽しい展覧会を期待しています。


ジュエリーの投稿がまったくありませんが・・・。
実はこの後、あこやの連とイヤリング用ペア珠を納品しました。
(ありがとうございます!)
きちんとお仕事しておりますよ(汗)














 

2020/11/29

久しぶりの美術館 「琳派と印象派」アーティゾン美術館

 ブログも久しぶりですが、美術館も実に久しぶりでした。

コロナさんのお陰で美術鑑賞事情も様変わりしましたね。
ある程度の規模の美術館は事前に予約が必要になりました。

それでもなんとかコロナさんの罠(?)を掻い潜り、最大限の配慮をしながら
美術館を開けてくれているのはありがたい限りです。

私は美術館といえば空いた時間にふと思い立って突然行くものでしたので、
予め何日の何時になんて約束できないわぁ・・・。
なんて、思っていました。

でも、もう何ヶ月も美術館に行っていない。そろそろ行きたい・・・。

限界だ・・・。

リニューアルしたアーティゾン美術館(旧:ブリジストン美術館)に行ってみたい。

明日なら行ける!ダメ元でチケット販売サイトを見てみよう!
あれ・・・。前日だけど取れたよ?

というわけで、めでたく行ってまいりました!

「琳派と印象派」@アーティゾン美術館


琳派も印象派も詳しくはないんですけどね、この2つを同時に見せるって面白いなと思って。

音声ガイドは、事前にインストールしたアプリと自分のイヤホンで無料で聞くことができます。
(このアプリちょっと、いや、だいぶ電池を食います。100%充電していたiphoneが美術館を出たら18%になっていました。私のiphoneが古いせいもあるんでしょうけれども。)

作品の写真も撮ってOKでした。
(中には撮影NGなものもあるのでご注意を。)

どんどん変化・進化していますね、美術館。
そしてこの事前予約システム。
面倒だと思っていましたが、結果として実に良かった!
人が多いのが苦手な私にとっては、混み合わないのが最大の魅力です。
ひとつひとつの作品にゆっくり向き合えます。


さて、ここからは感想と備忘録を箇条書きで。
長い上に個人的な感想なのですが、ご興味ある方はどうぞ・・・。

★琳派ってそういうことだったのか・・・!
 家系、直接の弟子系統ではなかったのね。知らなかった・・・。よく考えれば、
 宗達、光琳、抱一、其一、時代も場所も違うものね。

★煌びやかなイメージのある琳派でしたが、墨絵がとても良かった。
 尾形光琳「竹虎図」・・・ユーモラスで可愛い虎
 同じく光琳作「李白観瀑図」・・・力強くしっかり描かれた李白とさっと描かれた
  滝のコントラスト。ところどころに使われているブルーもきれい。
 酒井抱一「白蓮図」、鈴木其一「夜桜図」・・・すっきりとした構図に細いライン使い。
  洗練されている。現代のグラフィックアートっぽくて見た瞬間「かっこいい!」と
  思ったが、見ているうちに俵屋宗達の「蓮池水禽図」の方が味わいがある気がしてきて
  しまった・・・。

★クロード・モネと言えば「睡蓮」

  写真はないけれど、今回印象に残ったモネの作品は「黄昏、ヴェネツィア」。
  見たときはあまり好みではないなぁ・・・(失礼)と思ったけど、後々まで記憶に
  残ったのはこの作品だった。強烈な色彩のせいかな。

★渡辺始興「六歌仙図」・・・縦長の紙に6人の人物がぎゅうぎゅう詰めに描かれてる。
  構図の面白さに魅かれた一枚。

★中村芳中「門松萬歳図」・・・絵もいいのですが、掛け軸の表装っていうんですか?
  それが可愛いかったんです。黄色・茶色系のチェック柄。芳中の絵は「元祖・
  カワイイ」。それに合っていて良かったです。  

★エドガー・ドガ「踊りの稽古場にて」・・・描きかけですか?習作ですか?
  踊り子さんの足が何本もあるように見えますけれども・・・。ドガの鮮やかなパステル
  使いも見られず、なんだか不思議な作品。でも割りと好きかも。
  長いことその前に立って見てしまいました。

★オーギュスト・ロダン・・・ロダンのブロンズ像もところどころにありまして。
  ピュヴィスト・シャヴァンヌですってー。

  シャヴァンヌってあれじゃない?白っぽいちょっと変わった絵を描く
  人ですよね(失礼)。
  この胸像を見る限り、いたって普通なお方。(失礼2)
  逆光でよくわからないか・・・。

★エドゥアール・マネ「自画像」・・・好きですねぇ。マネ兄さん。かっこいいですねぇ。
  背景が無地で遠近感がないのは「笛を吹く少年」と同じですね。
  前に出している足は逆ですけれども。

  あ、自画像は鏡を見ながら描いているから、前に出している足は一緒なのか?
  (追記・セザンヌの自画像もかっこ良かったです。)

★ポール・ゴーガン・・・今回ゴーガンの絵は3枚ありました。
  「馬の頭部のある静物」1986年、「ポン=タヴェン付近の風景」1988年、
  「乾草」1989年。どれも画風が違う・・・。製作年はさほど変わらないのに。
  え?これもゴーガン?と何回も見直しちゃいまいたよ。

★カミーユ・ピサロ「菜園」・・・なんか好き。ピサロは日本人に人気があるらしい
  のですが、今まで私はピンとこなかったんです。
  でも、これはなんか好き。


★ピエール=オーギュスト・ルノワール・・・「すわるジョルジェット・
  シャルパンティエ嬢」は文句なしに可愛いですね。みんなその絵の前で
  カメラを構えていました。
  (私はその勢いに押されて写真を撮り損ねましたよ)
  ん〜、でも天邪鬼な私としては、
ルノアールは「水浴の女」の感じの方が好きかな。


番外編 石橋財団コレクション展より
★アンリ・ルソー「牧場」・・・無条件で好きです、ルソー。人物に対して牛が大き
  過ぎたっていいの。遠近感がなくたっていいの。特にルソーの描く空の色が
  大好きなんです。


この後、同時開催の『久留米をめぐる画家たち』展まで観て、美術館を後にしました。
つ、疲れた・・・。
久しぶりにじっくり美術に向き合った、心地よい疲れではございますが。


今回展示されていた印象派の絵画はほとんどがアーティゾン美術館所蔵のもの。
石橋財団は膨大な数の印象派コレクションをお持ちですものね。
今後の展覧会も期待しちゃいます。

ちなみに今回の展覧会の目玉の一つであろう俵屋宗達「風神雷神図屏風」は後期(12月22日〜)の展示になります。
行く?後期も観に行く?(と、自分に問いかけ中・・・)








2019/09/12

松方コレクション

厳しい残暑が続いておりますが、少しでも涼しいところへ避難すべく美術館に行ってきました。
国立西洋美術館で開催中の『松方コレクション展』


夏休みも終わった平日の昼間にもかかわらず、チケットを買うまで20分並びました。
げ・・・。てことは、中も混んでるんしょう?
いつもの私なら早々に諦めるところですが・・・この日を逃すともう後がなかった。
会期が終わりに近いので、今後ますます混んでくるだろうし。
幸いにも涼しい日でしたので、お行儀よくチケット購入の列に並びました。
直射日光が当たらないように屋根がありましたし、送風機なんかも用意されていて、美術館サイドが気を遣ってくださってましたよー。
そして実際には20分かからずに中に入ることができました。

会場内はなかなかの混雑ぶり。でもぎゅうぎゅうではない。
絵からちょっと離れたところをキープし、絵を食い入るように見ているお客さんの間から観てきました。
ある程度予習して行ったので、各章ごとにある説明なんかはすっ飛ばし(すみません)、見たいものだけ見てきました(ほんとすみません)。

一番混雑していたのはゴッホの「アルルの寝室」。人だかり。
手前にあった「ばら」も可愛い作品でした。
可愛いといえば、ミレイの「あひるの子」が可愛かったなぁ。
(あの「オフィーリア」のミレイです)
モローは小さい作品ながらドラマチック。
マネの自画像。思いっきり「笛を吹く少年」の背景ですね。
ドガはやっぱりスナップ的な切り取りが上手いなぁ。

他にも見所はたくさんあるのですが、あまりの人の多さに早々に引き上げ・・・。
常設展をゆっくり堪能することに。
ロダンもモネもこっちにたくさんありますからね〜〜〜。
しかも空いてる!ほとんど独り占め!

企画展の後、こちらにも立ち寄られることをおすすめします。
常設展だけ観るというのもいいですよ。
国立西洋美術館の所蔵作品はいいものがたくさんあります。


最近のお楽しみ。展覧会に合わせてジュエリーを選ぶ。
この日は秋を感じる涼しい日でしたので、ジュエリーはゴールドにして秋っぽく。
モネの絵をイメージして、遊色効果のあるオパールと葉っぱのモチーフが付いたロングピアスをセレクトしました♪








2019/08/10

メスキータ展

暑い〜・・・!
絶望的な暑さの中、東京ステーションギャラリーまで行って参りました。
ここは東京駅の改札出てすぐなので、あまり暑い思いをせずにすみます。

ただいま開催中の『メスキータ展』

恥ずかしながら今回の企画展まで知りませんでした。
エッシャーの先生だったそう・・・。ほぉ〜。
版画好きの私としてはこれは観ておかなくては!

水彩、油彩、習作のスケッチなども展示されていましたが、それらよりエッチングがいい。そして木版画がダントツでいい・・・!
習作スケッチの段階では素通りしてしまいそうなもの(失礼)なんですが、木版画になると途端に洗練された作品になっておりました。

これ《ヤープ・イェスルン・デ・メスキータの肖像》
息子さんだそう。

《歌う女》

簡潔でそぎ落とされたデザイン。彫刻刀の彫り分けで表される陰影。白と黒のコントラスト。そして平面的な構図と表現。

《パイナップル》

植物や動物の版画も素敵でした。
鹿やウォーターバック、モモイロインコ・・・どれも可愛い、かっこいい!

「ウェンディンゲン」という雑誌の表紙も手がけていて、展示もされていましたが、デザインセンスがすごい。グラフィック・アーティストですね。

不思議なドローイング作品も多数ございました。
これはこれでとても面白い。多才だったのですねぇ〜。

見応えのある内容でした。デザインに携わる方、必見の企画展かと。

メスキータの後はちょっと歩いてKITTEに立ち寄りました。
ん?4階のフロア、このお部屋は?


旧東京中央郵便局長室ですって〜。

赤煉瓦の東京駅舎のドームがよく見えます。
いいお部屋ですねー。
局長さんの机。
レトロな黒電話がいいですね。
ほっとする空間です。座ってお手紙を書けるコーナーもありました。
また今度ゆっくり来てみよう。

この日は版画に合わせて白と黒のモノトーンコーデ。
真っ白のシャコ貝のネックレスはアクセントにオニキスが入っております。
そこで、指にはまん丸のオニキスのオープンリングを合わせてみました。








2019/01/17

国宝でスタート!

年が明けてもう2週間過ぎました。
遅ればせながら新年のご挨拶。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

さてさて、今年最初の美術鑑賞に行ってまいりました。
三井記念美術館で開催中の『国宝 雪松図と動物アート』。
そう、新年は国宝でスタートです。



お正月(正確には12月半ばから翌年1月末ぐらいまで)恒例の、円山応挙の「雪松図屏風」公開。
新年早々、圧倒されました〜。白色の部分は白を塗ったのではなくて、わざと塗り残し。
下地のままなのです。それが輝かんばかりの白さを放っておりました。
なかなか毎年は観に行けないけれど、年の初めにこの雪松図屏風を見るというのもいいものです。

さらに今年は動物をテーマにした展覧会ということで・・・。

応挙「雲竜図」、山口素絢「雪中松に鹿図屏風」(美鹿でした!)、酒井抱一「秋草に兎図襖」が良かったなぁ。
長澤蘆雪「白象黒牛図屏風」はとてもユーモラスで。
とにかく大きい白象と黒牛。その大きさと白と黒のコントラストに思考が終始しがちですが、じーっと見てるといろいろな発見があります。
黒牛のまつ毛が長い、とか。
黒牛の下にいる白いワンちゃん。なんか変なかっこで座ってません?とか。
くだらない発見ばかりで申し訳ないですが。

まぁ、十二支やら鹿やら象やらの焼き物あり、屏風あり、巻物あり、盛りだくさんの企画展でした。


雪松図屏風に敬意を表しまして、雪みたいな白くて丸いパールのピアスを着けていきました♪












2018/12/27

上野散歩 パイプオルガンの音色

クリスマスの少し前、上野公園にお散歩に行ってきました。
上野公園は美術館巡りでしょっちゅう行っておりますが・・・
今回は耳を楽しませる企画♪
パイプオルガンの演奏を聴きに行きました。

こちら、旧東京音楽学校奏楽堂。
重要文化財だそうですよ。
歴史を感じさせる外観ですが・・・

中もいい雰囲気で素敵です。
階段の窓が私好みです。

階段を上って音楽ホールへ。
シャンデリアもレトロで可愛い。

あった、あった、パイプオルガン。
コンサート用としては日本最古のパイプオルガンだそうです。
毎週日曜日(チェンバロとパイプオルガンを隔週で)、東京芸術大学の学生さんが30分ほど演奏してくれます。
入館料300円を払えば、誰でも生演奏を聴けてしまうんですよ~。

外は冷たいしとしと雨。
足元のヒーターでほんわか暖められながら、パイプオルガンの音色を楽しみました。
贅沢な日曜の午後でした。

その後は上野公園をぶらりとお散歩。
トーハク(東京都国立博物館)のお庭に無料で入れる日でしたので、本館、アジア館、平成館、表慶館の建物を外から鑑賞。そして外観が大好きな法隆寺宝物館も見てきました。いつ見てもかっこいい!

トーハクを出て寛永寺方面に向かう途中、博物館動物園駅跡にも立ち寄りました。
いま内部を一般公開しているんですよね。
当日の整理券は配り終わってしまい、私たちは中には入れず。人気なのね。


あぁぁぁぁ!アナウサギ!
このアート作品は外からも見られます。
目が怖い・・・。

寛永寺をお参りした後は上野公園に戻り、東照宮もざーっと見てきました。
雨が降ったりやんだりで寒かったのと、薄暗くなってきたので写真無しですが・・・。

美術館には一切寄らず、普段とは違う上野公園近辺を見て回った休日でした。

この日はピンクゴールドをベースにしたジュエリーコーディネート。
クリスマスが近かったので、赤い石を集めたキラキラピアスが主役です。
首元はアコヤの一粒ネックレスでシンプルに。


(クリスマスが近い、とか言いながら気が付けば神社仏閣を2か所も回ってしまった・・・。)













2018/12/05

フィリップス・コレクション展

三菱一号美術館で開催中の『フィリップス・コレクション展』に行ってきました。


いわゆる有名な作品だったり、誰もが見たことがある作品の展覧会ではないのですが、どれもこれも「重要な」作品ばかりです。
重要な・・・そう、画家にとってもしくは美術史においてターニングポイントになるような、もしくは今後の流れに繋がっていくような?そんな「重要な」作品が多かったように思います。

例えばゴーガンの「ハム」。
ハム?・・・ハム?(心の中で2回言った)
ゴーガンがハムを?描いたの?
でも、その絵を見たら。ゴーガンなんですよー!
私なんかでも「あ、ゴーガンだわ、これ。」ってわかっちゃう。

ゴッホはゴッホだし、モネはどうしたってモネ。
当たり前なんだけど、それをストレートに感じた美術展でした。
ゴッホたる何か、モネたる何か、その画家の画家たる所以がわかる作品が集められていたように思います。

印象に残ったのはセザンヌ。今までそんなに好きというわけではなかったのですが、今回来ていた3枚はどれもとても良かった!
上出来のセザンヌが来ていました(何様だ、ワタシ)。

ボナールも良かったですね。
ピエール・ボナールと言えば入浴する女性(奥様のマルトさん)の絵が多いですが、今回はそれは1枚もなし。
でもちゃんとマルトさんの絵はありました。
ワンちゃんを抱っこしているマルトさん。
※写真撮影可のお部屋でパネルを撮影したものです。

いま国立新美術館で『ピエール・ボナール展』やってますね。
そちらも観に行ってもいいかもねー。混んでなければ・・・。

モネの「ヴァル=サン=ニコラ、ディエップ近傍(朝)」は一番長い時間見ていたんじゃないかな。
モネが描きたかった光・空気・時間・瞬間・・・てこういうことかな?って思えた絵です。
額の外まで絵の中の空気が滲み出てきているように感じました。
ちょっと絵から離れて見ていると、私と絵の間に他のお客さんが入ってきます。
絵を近くで見たいお客さんです。
でも、それがまたいい感じなんです。
そのお客さんも絵の一部になってしまって、美しい風景と人物を描いた絵になります。
なんだか不思議な体験。

ジョルジュ・ブラックのコレクションも多かったなぁ。
今まできちんと見たことがなかったですが、おしゃれですね、ブラックの絵は。
特に「鳥」なんかは。


美術館を出て、中庭で一休み。
あら。きれいにお花が咲いている。バラ??

それにしても疲れた〜〜〜。
この展覧会のタイトルに「全員巨匠!」とあるのですが(笑)看板に偽りなしでした。
ほんとに全員巨匠だった。
モネ、ゴッホ、ドガ、セザンヌ、マネ、ドラクロワ、ピカソ、ボナール、コロー、ユトリロ、ブラック・・・あぁ挙げたらキリがない!
最初から最後まで集中を途切れさせることなく、見入ってしまいました。
(ワタシ、たいてい中だるみするんです・・・)
でも期間中もう一回見に行きたいと思える美術展です。
ゴッホやモネ、ピカソ、セザンヌをゆっくり見られるなんて贅沢ですよ〜。

(混雑に尻込みしてフェルメール展には行けそうもないです・・・。もちろん見たいけどね。混んでるんでしょ?でしょ?)

おまけ。
ミュージアムショップでこれ買った♪
アンリ・ルソーの絵が表紙のノート。










2018/09/13

ショーメ展に行ってきました

三菱一号美術館で開催中のショーメ展に行ってきました。
さすが歴史ある名門ジュエラーの展覧会とあって、見ごたえたっぷりでした。

平日にも関わらず混雑していました。並ばないと見られないコーナーもあったほど。

「ティアラの芸術」のお部屋では写真撮影が可能です。
これはマイヨショール(模型)。これだけ並ぶと圧巻。
一点一点じっくり見てしまう・・・。なんて繊細なデザイン。精巧な造り。
蜘蛛の巣のティアラも発見!(真ん中 下)
反対側にはガラスケースに入った本物が展示されています。
そちらもじっくり拝見。溜息しか出ません。

私が思わず「かわいい!」と言ってしまったのが『王妃オルタンスのオルタンシアのブローチ』。アジサイのブローチです。
ボンボンのようにまん丸のアジサイ、すーっと伸びた茎と葉。
ダイヤだけで色石は使われていないのですが、なんとも瑞々しく表情豊かな作品でした。
ショーメはこのような植物や昆虫など自然をモチーフにした作品がとても上手です。
(お前が上手って言うなよと言われそうですが・・・)

デザイン画がたくさん展示されていたのも良かったです。
しかもデザイン画にはあまりお客様が食いついておらず、一人でじっくり見られました。
もちろん、さすが!のクオリティですが、よーく見るとざざーっと適当に描いているところも多いのですね。
石の留め方どーすんの?ここのパーツの繋ぎ方どーすんの?ここは色を塗らなくていいの?みたいな。
おそらく職人がデザイナーの意図を汲み取って、きれいな立体に仕上げるのですねぇ。
これ、一流のデザイナーだから許されることで、私がこんな絵を描いたら職人さんに怒られますね。
はい、私はなるべくきちんと描きますね。

以前ブルガリ展を見た時にも感じたのですが、伝統ある名門ジュエラーでありながら常にその時代の「前衛的」であるということ。
時代の最先端で居続けられる理由がそこにある気がします。
そしてもう一つ。これは余談ですが。
海外のジュエラー、メゾンが「日本」を表現するとこうなる(こうなっちゃう、に近い)のね~ということ。
これもブルガリ展でも感じたな~。※あくまでも個人の感想です。

もう一箇所、写真撮影OKな場所が最後にありました。
思わず撮ったけどさ、パネルじゃん・・・。
だったらこのお部屋の天井の方が面白いですよ。
復元された屋根裏の構造ですって。トラス構造ですね。

ショーメ展は今月17日までです。
三菱一号美術館は冷房が効いています。羽織るものをお持ちくださいね。
(ショールの貸し出しがあります)
あとサンダルだと足が冷えますのでお気を付けくださいね。
私はうっかり忘れて冷え冷えになりました。
これ、毎回のこと。学ばないなぁ・・・。





2018/05/25

ミニチュアワールド

おやつはマカロン♪

???ちょっと違和感感じませんか???
実はこれ、1/12のミニチュアです。

ポーラミュージアム アネックスで開催中の「田中智 ミニチュアワールド」展に行ってきました。

まぁ、小さいのなんの・・・。
ミニチュアは好きなので、見に行く機会も多いです。
いつもは「私も作ってみたい!」と言うのですが(実際には作れない)、田中智さんの作品はそんな言葉も出て来ず。ここまでのものは絶対無理だわ〜。作れっこないわ〜。
完敗。白旗。


パンはふっくら、ジャムはつやつや。
ジャムのビンは丸いのだけではなくて、四角形や八角形のもあるんです。
ほんっっっとによく出来てる。そしてとっても可愛らしい。

鍋料理なんて、精巧すぎて具合が悪くなるぅ〜。

こちらの展覧会は写真撮影OKです(動画はNGです)。
全部撮影したくなっちゃいますよ。
今月27日(日)まで開催中。
銀座にお出かけの際はぜひ見に行ってください〜。