2019/01/17

国宝でスタート!

年が明けてもう2週間過ぎました。
遅ればせながら新年のご挨拶。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

さてさて、今年最初の美術鑑賞に行ってまいりました。
三井記念美術館で開催中の『国宝 雪松図と動物アート』
そう、新年は国宝でスタートです。



お正月(正確には12月半ばから翌年1月末ぐらいまで)恒例の、円山応挙の「雪松図屏風」公開。
新年早々、圧倒されました〜。白色の部分は白を塗ったのではなくて、わざと塗り残し。
下地のままなのです。それが輝かんばかりの白さを放っておりました。
なかなか毎年は観に行けないけれど、年の初めにこの雪松図屏風を見るというのもいいものです。

さらに今年は動物をテーマにした展覧会ということで・・・。

応挙「雲竜図」、山口素絢「雪中松に鹿図屏風」(美鹿でした!)、酒井抱一「秋草に兎図襖」が良かったなぁ。
長澤蘆雪「白象黒牛図屏風」はとてもユーモラスで。
とにかく大きい白象と黒牛。その大きさと白と黒のコントラストに思考が終始しがちですが、じーっと見てるといろいろな発見があります。
黒牛のまつ毛が長い、とか。
黒牛の下にいる白いワンちゃん。なんか変なかっこで座ってません?とか。
くだらない発見ばかりで申し訳ないですが。

まぁ、十二支やら鹿やら象やらの焼き物あり、屏風あり、巻物あり、盛りだくさんの企画展でした。


雪松図屏風に敬意を表しまして、雪みたいな白くて丸いパールのピアスを着けていきました♪