2016/07/29

風に吹かれてプチ一人旅 〜名古屋〜

まだ旅してんのか?と思われそうなシリーズ。
これで完結ですので・・・。

風に吹かれてプチ一人旅 〜神戸〜
風に吹かれてプチ一人旅 〜郡上八幡その1〜
風に吹かれてプチ一人旅 〜郡上八幡その2〜

名古屋はお仕事でも来ているし、数年前にも旅行しているし。食べたいもの(名古屋飯)も一通り食べたし。帰りの新幹線まで何しよう?

あ!熱田神宮行ったことない。
というわけで、半ば思いつきで名鉄線に乗って行ってきました。
名古屋駅からも近く、そして名鉄線の神宮前駅を降りたら目の前。なんて便利なんでしょう。

私は東門から失礼しました。どーん!
ここをくぐったら体に異変が・・・。そう、くらくらと眩暈が。
熱田神宮に拒否られてますか?お参りしちゃダメですか?
いやいや、明るい場所から急にうっそうと木々が茂った薄暗い中に入り、四方八方からうわんうわんとセミの鳴き声を浴びたので、単に視覚と聴覚が変化についていけなかっただけです。
連日暑い中歩き回ってたしねー。もう若くないしねー。



大楠のところまで来た時には眩暈は治まり、もう大丈夫。拒否られてない。
この後本宮にお参りし、その裏手を通るこころの小径へ。
神聖な場所なので写真撮影はNGです。
土用殿、清水社、一之御前神社・・・。
この小径、参拝客も少なくてほぼ一人でお参りすることができましたが、天照大神の荒魂をお祀りしているという一之御前神社はぴんと張り詰めた空気感のある場所でした。
個人の願い事うんぬんなんて言ってられない雰囲気。ただひたすら手をあわせるのみ。
個人の話は本宮でします・・・。はい。

正門の方に移動して別宮八剣宮、上知我麻神社などにもお参りし、さて次の目的地に向かいますか。

あ。宮きしめんの文字発見。
この暑い中きしめん?うーん・・・。あれ、冷やしきしめんなんてあるし。
はい、ごちそうさまでした。
宮内でいただくお食事。ありがたい。

お腹いっぱいになってこの旅最後の目的地、名古屋ボストン美術館に向かいます。
美術館自体はこじんまりしているけれど、明るくてきれいな美術館でした。
開催していたのは、「ルノワールの時代 近代ヨーロッパの光と影」展。
映り込みが激しくて何がなんだか?な一枚

ルノワールは今まであえて観てきませんでした。
(ルノワールって人によって好き嫌いありませんか?)
でもこれも旅先で出会った何かのご縁。いざ!ルノワール!
・・と思ったら、あれ。ルノワールさんの絵は2〜3点だけでした。
オノレ・ドーミエによる風刺画シリーズ、モネの「アルジャントゥイユの雪」「チャリングクロス橋(曇りの日)、1900年」なんかがよかったです。
さすがモネ先輩です。
旅先で美術館に立ち寄る、っていうのもいいですね。
東京で見逃した展覧会が巡回してることもあるし。


今回はどこに行っても気持ちいい風が吹いていました。
なので風に吹かれて一人旅というタイトルに。
熱田神宮では本宮にお参りしている間、すーっと背中から本宮に向かって風が抜けていきました。風に乗って願いが届けられたかも?(都合のいい解釈)

さて。3日間存分に楽しんだのでそろそろ帰ろう。
たまには一人で気ままにぶらぶらするのもいいものですね。

久しぶりに旅日記を書きました。
長くなってしまいましたが最後までお付き合いありがとうございました。
次回のブログでは新作の夏らしいリングをご紹介します。